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県外在住サラリーマンがローンでキャンプキンザーの軍用地を買った話その②~キンザーの概要と他の軍用地との比較~

キャンプキンザーの空撮画像 沖縄

沖縄県外在住のサラリーマンである私がキャンプキンザー(牧港補給地区)の軍用地を買った記録第2弾です。今回は我が家が購入した軍用地であるキャンプキンザーの概要と他の返還予定軍用地との比較についてまとめました。前回までの記事は下記をご覧ください。

県外在住サラリーマンがローンでキャンプキンザーの軍用地を買った話その①~軍用地を買うに至った経緯と軍用地投資のメリット・デメリット~
県外在住サラリーマンがローンでキャンプキンザーの軍用地を購入した話をまとめました。第1弾は購入に至った経緯と軍用地投資のメリット・デメリットについて。
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キャンプキンザーの概要

キャンプキンザーは浦添市の西海岸に所在する米海兵隊の兵站施設で、牧港補給地区とも呼ばれています。南北約3km、東西約1kmに渡り、面積は約270万平米と広大です。

国道58号線側(東側)にある倉庫地区は標高20m程度の高台になっており、海側(西側)にある隊舎地区にかけて標高が下がる地形となっています。珊瑚礁の海にもほど近く、高台からは綺麗に海が望めます。

アクセス面では国道58号線および沖縄西海岸道路に挟まれており、那覇空港や隣接する那覇市とのアクセスも抜群です。また、近隣にはサンエーパルコシティやメイクマン浦添本店など、複数の大型商業施設が立地しています。

返還スケジュールについては、これまで細切れで一部地区返還が行われてきましたが、2013年に決定した「嘉手納以南の基地返還計画」において、海側にある隊舎地区が2024年度またはそれ以降、国道58号線側にある倉庫地区が2025年度またはそれ以降になるということが決まっています。

ただし、倉庫地区の返還条件の1つである「国防省支援機関の施設の嘉手納弾薬庫地区知花地区への移設」が想定よりも遅れており、前述した基地返還計画の見直しが行われています。

現時点では、早期返還に向けて各所で調整が進められており、キンザーの返還が遅れるという正式なステートメントは出ていませんが、施設機能の嘉手納弾薬庫への移設遅れに伴って、返還が遅れるリスクは相応にあります。ただし基地の早期返還には菅内閣も力を入れていますので、極力早く、ということで調整が進められていると思います(詳細は次の記事に記載)。

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他の返還予定地との比較、なぜキャンプキンザーを選んだのか

キャンプキンザー以外にも返還予定・返還中の土地が県内には複数あります。ここではそれらの概要を説明し、キャンプキンザーを選んだ理由を整理しました。

キャンプ桑江

返還が進められている軍用地の1つがキャンプ桑江です。アメリカンビレッジなどの東側にあるエリアで北谷町役所の近くにあります。既に一部が返還されており、宅地ないし商業地としての整備が進められています。

北谷の商業エリアと隣接し利便性は高いと思いますが全般として低地にあり、キンザーほどよ眺望はありません。また、既返還部分の商業エリアの街づくりがイマイチ(本土系のチェーン店が乱立)であり、個人的にはあまり魅力を感じませんでした。

キャンプ瑞慶覧(西普天間住宅地区を含む)

キャンプ瑞慶覧は沖縄市、宜野湾市、北谷町、中城村、北中城村に跨がる広大な米軍基地です。このうち注目のエリアが西普天間住宅地区です。宜野湾市の伊佐交差点から登る坂道の左側(西側)のエリアになります。

こちらは2015年に返還されており、既に造成等が進められています。ここは高台から海が望める眺望の良いエリアで、琉球大学医学部の移設も決定するなど住環境も良さそうなエリアです。

ただし、既に返還済みで開発が進みつつあることもあり、いい出物が全く見つかりませんでした。また、アクセス面でもキンザーに勝るものはなく、購入を諦めました。

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まとめ

上述のとおり、これらの返還予定軍用地と比べても、キンザーは眺望、アクセス共に優れており、宅地として価値が高いと判断しました。

また、返還までやや時間がかかりそうですが、それも、すぐに利用予定がない我が家にとってはメリットと考え、キンザーを選びました。

次回はキャンプキンザー返還計画の進捗状況について整理してみます。

県外在住サラリーマンがローンでキャンプキンザーの軍用地を買った話その③~キンザー返還計画の進捗状況~
県外在住サラリーマンがローンでキャンプキンザーの軍用地を購入した話をまとめました。第3弾はキャンプキンザーの返還計画の進捗状況について。

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