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Apogee Symphony Desktopの音質・使い勝手レビュー、1ヶ月使って分かったこと

Apogee Symphony Desktop 趣味

Apogee Symphony Desktopを購入してしばらく経ちました。今回は1ヶ月近く使用してみて分かった音質や使い勝手についてレビューしたいと思います。

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音質は芯があってクリア、レンジも広い

音質は録音、再生とも、とてもクリアで滑らかな音です。高域が綺麗にでていて気持ちいい音です。別途所有しているDiscrete4 Synergy Coreと比べても、録音は同等以上、再生は歪み感も少なく明らかに良いです。

リスニング用途でも非常に気持ちよく聴けますし、ミックス用途でも繊細なニュアンスがはっきりわかるので良いです。

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タッチパネル操作は直感的で反応良く快適だが複雑な操作はやや大変

タッチパネル操作は直感的で反応も良く快適です。ただし、パラメーターを変更するときにダイヤル操作が必須なのは若干不便。いろんなパラメーターを弄ろうとすると、タッチパネルとダイヤルをいったりきたりする必要があり操作が煩雑になってしまいます。タッチパネルだけで(液晶画面上のダイヤルを弄るだけで)パラメーターを変更できるようにして欲しいです。

ファームウェァ1.1ではチャンネルストリップをタッチパネル上で操作・設定できるようになりました。これを最大限活用するためにもタッチパネルだけでパラメーターの指定をできるようにしてほしいところ。

なお、ファームウェア1.2ではその他のプラグインもタッチパネル上で操作可能になるということで、とても楽しみです。

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マイクとHi-Z入力を同時接続できない

この機種はinput2が背面のマイク入力と前面のHi-Z入力を兼ねています。

なので、私はマイクケーブルを背面に常時接続しておいて、ギター録りをする時だけHi-Z端子にシールドを接続する、という使い方を想定していたのですが、マイクケーブルを抜かないとHi-Z入力ができないことが分かりました。

取り敢えずマイク2本はめったに使わないのでマイクをinput1に繋ぐことで対処していますが、マイク2本常時接続+Hi-Z随時使用という使い方を考えている方は注意が必要です。

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その他気になる点

慣れればどうってことないですが起動に30秒ほどかかるのはどうにかしてほしいところ。

また、一度だけですが、チャンネルストリップをタッチパネル操作中に液晶画面がホワイトアウトして操作不能になりました。

パソコン用のコントロールパネルソフトウェアもまだ提供されていません。複雑な設定・操作をするときは、やはりコントロールパネルソフトウェアが必須なので、早期リリースをお願いしたいです。

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まとめ

いろいろ書きましたが、音質は抜群ですしタッチパネル操作も複雑なことをやらなければ快適です。リスニングや、多チャンネルが必要ない録音時はメインで使っていくつもりです。

ソフトウェアは開発途上なので、起動時間の短縮や怪しい挙動が改善することに期待したいです。

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