新型コロナで外に出られないので自宅で何かできないかな、ということで、PCを作った音楽作り講座でもしたいと思います。今回は使用するソフト「Tracktion Waveform」の紹介です。
Tracktion Waveformとは?
PC、Mac等向けのDAW(音楽作成ソフト)の一種です。従来はTracktionというソフト名でしたが、機能強化と合わせてWaveformに改名されました。
最新のバージョンはWaveform11で、一部機能制限があるWaveform freeは無償で利用することができます。
機能制限といっても、基本性能は有償版と変わらず、トラック数の制限はないですし、外部のVSTプラグイン(音源やエフェクト等の機能を持つプログラム)も自由に使うことができます。
freeと有償のProとの比較は下記リンクの通りです。高度な編集機能や、マスタリング用のエフェクト類が利用できるのは有償版のみですが、逆にいうと、それ以外の基本機能は無料で利用可能です。
Tracktion Waveformの何が凄いの?
私がTracktionをお勧めする理由は以下の通りです。
・直感的に操作可能で初心者にも分かりやすい独自のインターフェース
・作曲初心者向けの作曲支援機能が充実
・フリーソフトとしては最高クラスの音質&機能
・日本語化が簡単にできる
Tracktion Waveformってどういう人にお勧めのソフトなの?
オーディオ周りの操作は前述の通り、直感的にでき、かつ音質も良いので、バンドマンがサクッと生演奏して多重録音する用途には最適だと思います。
また、これまで貧弱だったMIDI編集機能(打ち込みによる楽曲編集機能)についても、ブラッシュアップされてきており、使いやすくなっていますので、打ち込みによる作曲を始めてみたいという方にもお勧めできます。
講座のターゲット層、目的は?
PCによる作曲等を始めたいと考えている方向けに、ダウンロード、インストールから初期設定まで一通り済ませた上で、録音、編集に関する基本機能・操作について説明したいと思います。
ある程度楽器ができる方は、簡単な曲であれば作ることができるようになると思います。
また、生音を高音質で録音するためにはオーディオインターフェースやマイクなどの機材も必要となりますので、こうした機材についても触れていきたいと思います。
次回はソフトのダウンロード~インストールまでを説明したいと思います。
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