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「強い沖縄経済」実現に向けた西銘大臣ビジョン公表!是非牧港補給地区を「日本一住み心地の良い街」に!

住宅地区(主要道路沿道の中高層住宅等)の土地利用イメージ ニュース

昨日「強い沖縄経済」実現に向けた西銘大臣ビジョンが公表されました。

観光の質の向上、IT産業の高度化、スタートアップの促進等々、沖縄の抱える課題とそれを踏まえた具体的な施策については概ね想定通りというか、手堅い内容だなと思いました。

実は私も、このブログで何度か紹介している「牧港補給地区を日本一住み心地の良い街にする」というアイデアをもとにIT人材の誘引を図る提案をさせてもらい、公募アイデアの一つとして紹介されています(16ページ)。

内閣府の公表資料の中には細かい記述はありませんが、本気で国内外からトップクラスのIT人材を沖縄に誘引するには、空港からのアクセスが抜群な牧港補給地区跡地に国内随一の住環境を備えた魅力的な街を作る必要があると考えます。高収入なIT人材が沖縄に定着すれば、沖縄の内需拡大につながり、観光一本足と言われる沖縄の現状からの脱却の一助となります。また、住民にとって魅力的な街を作ることは巡り巡って沖縄観光の魅力向上にもつながります。これは沖縄だけの問題ではなく、地盤沈下が進む日本経済を支えるためにも重要な取り組みと言えます。

既に本土の大手IT企業がリモートワーク対応を進めており、沖縄でワーケーションをする人も増えているようです。こうした方は、沖縄の地場IT企業の2倍以上の収入を得ているとも聞きます。こうした良い流れを、スピード感あるキャンプキンザーの返還、跡地開発で更に促進してもらいたいものです。

なお、余談ですが、東京の企業と雇用契約を結んでいる方が沖縄で働く場合、雇用・賃金の指標となる毎月勤労統計上は東京の雇用・賃金にカウントされます。つまり、統計上は沖縄に居住している方の雇用・賃金が過小評価されることになります。今後リモートワーク、ワーケーションが広がっていくとすると、その影響が大きくなってきますので、これを統計でどう捕捉していくかも重要な課題となってきそうです。

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